サステナビリティ

sustainability

宿泊・観光産業が、未来まで続く持続可能な産業であってほしいと、私たちは願っています。そのために、環境負荷に配慮したホテル運営はもちろんのこと、国籍や性別、時間や場所にとらわれず、誰もがこの産業にいきいきと貢献できる、そんな未来の実現を目指しています。

当社の取り組み

環境

environment

地球環境に配慮したホテル運営

ペーパーレス化オペレーション

モバイル端末によるセルフチェックイン・アウトやホテル内インフォメーションのオンライン化、自社開発のシステムを活用したデジタル化オペレーションなど、当社のホテル運営はペーパーレスを基本としています。テクノロジーの活用により無駄な紙の廃棄物排出を極力抑えることで、限りある森林資源の保全に貢献しています。

プラスチック廃棄物の削減

歯ブラシやカミソリなどのプラスチック製アメニティの提供を廃止し、お客様ご自身で必要なアメニティを持参いただくことを奨励しております。また、客室に設置しているシャンプー類は石油由来0%のリサイクルPETを使用したポンプ式ボトルを採用しているほか、客室の鍵には従来型のプラスチックキーカードではなくデジタルロックを導入するなど、プラスチック廃棄物の削減に努めております。

連泊エコ清掃

宿泊施設における環境への影響の内、約30%を占めるのがリネンの洗濯や清掃によって生じるエネルギー資源の消費や洗剤による汚染だといわれています。当社が運営するホテルでは、限りあるエネルギーや水資源の使用を削減するため、タオルの再利用や短期滞在の場合には滞在清掃を行わない「連泊エコ清掃」へのご協力をお客様にお願いしております。

廃棄布の再利用

客室の使い捨てスリッパを廃止し、服の生産において裁断時に必ず出てしまう布生地の残り(残布)をアップサイクルして作ったオリジナルのスリッパを導入しています。

再生可能エネルギーへの切替

脱炭素社会の実現にはエネルギー使用量の削減だけでなく、再生可能エネルギーの活用が不可欠であると当社は考えています。当社では、自社運営する全ホテルにおいて再生可能エネルギーを活用した運営への切替を実現できるよう計画的に取り組んでまいります。

社会

social

Think Globally, Act Locally

クラウドレセプションモデルの活用による日本・カンボジア両国の課題解決

日本では人手不足と少子高齢化の問題が深刻化しており、特にホテル業界では人材不足が顕著です。同時に、外国人観光客の増加が見込まれる中、多言語での受け入れ体制が脆弱な状況が続いています。一方、近年経済発展が著しいカンボジアでは、若い人口が成長し、高い言語力などのポテンシャルを持つ人材が豊富です。しかし、質の高い仕事へのアクセスはまだ限られており、低賃金で能力に見合わない仕事に従事する人が多い現実があります。 当社はこの課題に取り組む一環として、カンボジア人がカンボジアにいながら、リモートで日本のホテルのフロントレセプション業務を担う『クラウドレセプション』という事業を展開しています。日本のホテル業界の人手不足課題解決に取り組むと同時に、カンボジアの若者たちに質の高い仕事へのアクセスを提供するこの仕組みは、両国の不均衡課題を是正や持続可能な発展に貢献すると私たちは信じています。

地域社会への貢献

まちづくりプロジェクトへの参画

北海道北広島市に2023年開業したHOKKAIDO BALLPALK F VILLAGE内の新球場ES CON FIELD HOKKAIDOに併設された「tower eleven hotel」「tower eleven onsen&sauna」の運営パートナーとして携わっています。あらゆる層のお客様に「何度も足を運びたくなる」ような体験を提供できるホテル・温浴施設をつくりあげていくことで、新球場ES CON FIELD HOKKAIDOを核とした新しいまちづくりに貢献していきます。

遊休資産の有効活用による地域活性化

当社は「価値の詰まった社会を創る」というミッションのもと、空き家や空きビルなどの遊休資産の有効活用による地域活性化にも積極的に取り組んでいます。既存の建物・空間をホテルやイベント空間、温浴施設などにバリューアップし新たな価値を詰め込むことで、地域に人の流れや新たな雇用を生み出しています。

ダイバーシティ&インクルージョン

業界の既成概念にとらわれない柔軟な働き方への挑戦

従来型のホテル運営では、スタッフの多くがそのホテルの現場にて働くことが前提とされてきました。しかし、当社は強みであるテクノロジーと『クラウドレセプションモデル』を活用し、従来の業界の枠にとらわれず、ホテルの仕事を分解・再構築する取り組みに挑戦しています。 当社が目指す運営モデルでは、ホテルの現場で働くことが難しい人々にも柔軟な働き方や場所を提供することを可能にします。私たちは、多様な人材が柔軟に活躍できる環境を築き、ホテル業界の持続可能な発展に貢献したいと考えています。

ガバナンス

governance

コーポレート・ガバナンス体制

取締役一覧

  • 代表取締役 CEO

    舘林 真一

  • 取締役 CTO

    関根 裕紀

  • 取締役 CBO

    丸野 卓也

  • 社外取締役

    本間 真彦

  • 監査役

    松尾 繁樹

コンプライアンス

内部通報制度

当社の業務において違反行為が生じる、または生じるおそれがある場合利用できる内部通報窓口を設置しています。利用対象は全ての役員、社員、派遣社員、社員であった者(退職後1年以内の者)及び当社の取引事業者の役員及び社員です。報告対象は法令や社内規定違反行為であり、ハラスメント、差別、贈収賄、機密漏洩、インサイダー取引、当社社員に対する強要、取引先に対する強要等も含まれます。

腐敗防止

当社はすべての役職員に法令遵守を求めるとともに、就業規則において、職務上の地位を利用して私利を図るため、横領、談合、機密漏洩、従業員及び取引先に対する強要等のあらゆる腐敗行為を禁止しています。
また、同様に官民問わず、社会的常識を逸脱する接待や不当な金品やサービス、機会等の提供・受領等のあらゆる贈収賄行為を禁止しております。このような腐敗行為・贈収賄行為が行われた場合、就業規則に基づき厳正に処分することとしています。

情報セキュリティ

情報セキュリティマネジメントシステム
「国際規格認証(ISMS認証)」の取得について

当社は、情報セキュリティマネジメントシステムの第三者認証基準である国際規格「ISO/IEC 27001:2013」および国内規格「JIS Q 27001:2014」の認証を取得しています。